マーケットサマリー

2026年8月10日(月曜日)の相場概況

📊 市場総括

日経平均は66,970円22銭(前週末比+1,363円51銭、+2.08%)で大幅続伸。前営業日の米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月から2.3万人減(予想8.3万人増を大幅下回る)となり米FRB利上げ観測が後退したことを受け、半導体・AI関連株中心に買いが先行した。シカゴ日経先物が66,720円まで買われた水準にサヤ寄せする形で取引開始後も買い優勢となり、TOPIXも4,100.61+25.68、+0.63%)で続伸。

米国NYダウは53,975ドル98セント(前週末比-60ドル95セント、-0.11%)で小幅反落。イラン・オマーンのホルムズ海峡再開交渉が最終段階も合意に至らず、フーシ派によるサウジ石油施設攻撃で中東情勢の不透明感が再燃。WTI原油先物が前週末比+5.1%82.13ドルまで急伸し、原油高と金利上昇が投資家心理を悪化させた。ナスダック総合は26,605.36-85.26、-0.32%)、S&P500は7,753.11-4.53、-0.06%)といずれも小幅続落。エヌビディアはアポロ・グローバルおよびブラックストーンとの5,000億ドル規模AIインフラ投資パッケージ組成報道を受けて2.9%安。前週の大幅上昇(S&P500は+3.58%、ナスダックは+5.19%で4月以来最大の週間上昇率)の後、利益確定売りも重石に。

為替ドル円はNY市場終値で159円29銭(前週末比+2円08銭)とドル買い円安が進行。中東情勢の緊迫化で原油高・米長期金利上昇が進む中、リスク回避の円買いは限定的となり158円台半ばから159円台へ上昇。ユーロ円は183円89銭+2円57銭)、ユーロドルは1.1543+0.0010)。

🇺🇸 米国株式指数

NYダウ
53,975.98
▼ 60.95 (-0.11%)
ナスダック総合
26,605.36
▼ 85.26 (-0.32%)
S&P500
7,753.11
▼ 4.53 (-0.06%)

🇯🇵 国内株式指数

日経平均
66,970.22
▲ 1,363.51 (+2.08%)
TOPIX
4,100.61
▲ 25.68 (+0.63%)

💱 為替レート(NY市場終値)

ドル円
159.29
▲ 2.08
ユーロ円
183.89
▲ 2.57
ユーロドル
1.1543
▲ 0.0010

📈 商品市況・経済指標

WTI原油先物(9月限)82.13ドル(前週末比+5.1%)— イラン・オマーンのホルムズ海峡再開交渉が最終段階も合意に至らず、フーシ派のサウジ石油施設攻撃で中東の供給不安が再燃し急伸。一時前週末比+5%超上昇する場面も。📉 株式:エネルギーコスト上昇懸念で主力株下押し

米10年債利回り:上昇 — 原油高によるインフレ再燃懸念とFRB利上げ観測の再浮上で長期金利が上昇。📉 株式:金利高でハイテク株上値重く

🛢️ イラン・オマーンのホルムズ海峡交渉が難航、中東情勢再び緊迫化

イランは9日、オマーンとのホルムズ海峡通航再開交渉が最終段階にあると発表したものの、米国が他の条件を満たすまでは海峡を再開しないと改めて表明。同日フーシ派がサウジアラビアの紅海沿岸製油所を攻撃したことで中東の地政学リスクが再燃し、WTI原油先物は前週末比+5.1%の82.13ドルまで急伸。原油高と金利上昇が投資家心理を悪化させ、米主力3指数は揃って小幅下落。

中東情勢原油

💻 エヌビディア、5,000億ドルAIインフラ投資パッケージ組成で2.9%安

フィナンシャル・タイムズ紙は10日、エヌビディアがアポロ・グローバル・マネジメントおよびブラックストーンと協力し、総額5,000億ドル規模のAIインフラ投資パッケージを組成中と報じた。この報道を受けエヌビディア株は2.9%下落。前週の雇用統計悪化後の大幅反発(ナスダック総合+5.19%)から一転、利益確定売りが優勢に。

半導体AI

📊 米7月雇用統計で非農業部門雇用者数2.3万人減、9月利上げ観測後退

前営業日7日発表の米7月雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月から2.3万人減(市場予想8.3万人増を大幅下回る)となり、労働市場の減速が鮮明に。失業率は4.1%(予想4.2%下回る)、平均時給は前月比+0.1%(昨年12月以来の低い伸び)と賃金上昇圧力も鈍化。FRB9月利上げ確率は55%→40%に低下し、S&P500は前営業日に史上最高値7,757.64を更新した。10日の東京市場はこの利上げ観測後退を材料に半導体・AI関連株中心に大幅上昇。

雇用統計金融政策

📅 今週の決算発表:スーパーマイクロ・CoreWeave・シスコ

今週はスーパーマイクロ・コンピューター(SMCI)、CoreWeave(CRWV)、シスコシステムズ(CSCO)など主要企業の決算発表が予定されている。特にAIインフラ関連のスーパーマイクロとCoreWeaveの業績が注目され、前週の雇用統計後の利上げ観測後退を背景にハイテク株の決算内容が市場センチメントを左右する見通し。

決算

🌐 前週の米主要3指数、4月以来最大の週間上昇率を記録

7日までの1週間で、S&P500は+3.58%、ナスダック総合は+5.19%、NYダウは+2.96%といずれも4月以来最大の週間上昇率を記録。7日に発表された米7月雇用統計が予想を大幅に下回ったことでFRB利上げ観測が後退し、ハイテク株を中心に買い戻しが殺到した。S&P500は前営業日に史上最高値7,757.64を更新。10日は原油高・金利上昇で利益確定売りが優勢となったものの、上昇基調は継続。

週間サマリー
⚠️ 免責事項
本ページは金融市場の概況を伝える情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。掲載情報の正確性には細心の注意を払っていますが、その完全性を保証するものではありません。