2026年9月4日(金曜日)の相場概況
国内日経平均は806円高の65,020円と5営業日ぶりに大幅反発。前営業日の米株高を受け朝方は284円高で始まり、AI関連への根強い需要を背景にソフトバンクグループが11%高と急騰し1銘柄で日経平均を約470円押し上げた。OpenAIの株式上場(IPO)準備報道で同社に大型出資するソフトバンクGに買いが集中、アドバンテスト・キオクシアHD・イビデンなど半導体関連株も幅広く買われた。TOPIXは小幅続伸で個別選別の様相。
米国NYダウは624ドル高の53,686ドル、ナスダックは366ポイント高の26,584、S&P500は69ポイント高の7,736と主要3指数そろって続伸。引け後に発表された米8月雇用統計で非農業部門雇用者数が+16.2万人(予想+5.5万人を大幅に上回り3月来で最大の伸び)・失業率4.1%と底堅い労働市場を確認、FRBウォーラー理事が前日にタカ派姿勢を緩和させた発言も追い風となり年内の大幅利上げリスクが後退、米長期金利が低下してハイテク株中心に買いが広がった。
為替ドル円はNY市場で155円34銭(前日比-1.47円)と続落。米雇用統計の好結果を受け一時156円75銭まで利上げ観測でドル買いが先行したものの、ウォーラー理事のハト派発言で米長期金利が低下に転じドル売りが優勢となり、日銀の機動的利上げ観測と円安是正介入への警戒感から155円台前半まで押し戻された。ユーロ円は181円43銭(-0.10円)、ユーロドルは1.1585(-0.0042)。
OpenAIが米証券取引委員会(SEC)に株式上場を正式申請し、2026年第4四半期の上場を目指していることが明らかになった。時価総額は約1兆ドル(160兆円規模)に迫る見込み。ソフトバンクGは評価額7,300億ドルの段階で300億ドルの出資契約を結んでおり、同社株は11%高と急騰し日経平均を約470円押し上げた。
AI IPO連邦準備制度理事会(FRB)のウォーラー理事が前日にタカ派姿勢を緩和させる発言を行い、市場は年内の大幅利上げリスクが後退したと受け止めた。ウォーシュFRB議長が8月28日のジャクソンホール会議で「基調インフレ上振れならやるべき仕事」と利上げ含みを示していたが、ウォーラー理事の発言で米長期金利が低下に転じ株式市場を押し上げた。
金融政策 FRB米・8月非農業部門雇用者数は+16.2万人(予想+5.5万人)と市場予想を大幅に上回り、3月来で最大の伸びとなった。失業率は4.1%で変わらず。7月はマイナスに落ち込んでいた雇用者数が8月は大きく反発し、このところ低迷していた労働市場の改善を示唆する内容となった。
雇用統計 米国経済ソフトバンクGの急騰を受けて、AI・半導体関連株に幅広く買いが集まった。アドバンテスト、キオクシアHD、イビデンなどが上昇。OpenAIのIPO申請でAI関連への根強い需要が再確認され、前週まで調整色が強まっていた半導体セクターに見直し買いが入った。
半導体 AI