2026年9月9日(水曜日)の相場概況
国内日経平均は65,142.78円(前日比-126.55円、-0.19%)と小幅続落。前営業日の米株続落を受け売りが先行したものの、下げ幅は限定的。TOPIX(4,050.33、-3.69、-0.09%)も小幅安。非鉄金属・石油石炭・鉱業・電力ガスが業種別上昇率上位となり、個別選別色が強まる。中東緊張下でも国内景気期待から防衛的に推移。
米国NYダウは52,380.66ドル(前日比-405.41ドル、-0.77%)と3日続落。ナスダック(26,253.34、-168.07、-0.64%)、S&P500(7,636.36、-37.16、-0.49%)も揃って続落。米軍がイラン原油タンカー攻撃・イランがヨルダン米軍基地報復と攻撃応酬が激化、WTI原油が7日続伸で96.05ドル(約3カ月半ぶり高値)に急騰。原油高でインフレ再燃懸念が広がり投資家心理が冷え込む。
為替ドル円はNY終値153円80銭(前日比-1.47円)と大幅続落。米財務省の国債買戻しオペ規模が市場予想を下回り米長期金利が上昇に転じたものの、原油高・地政学リスク・日銀利上げ観測で円買い優勢。ユーロ円は178円35銭(-0.12円)、ユーロドルは1.1620(+0.0035)。
WTI原油:96.05ドル(7営業日続伸、約3カ月半ぶり高値)
影響:米軍がイラン原油タンカー5隻を攻撃、イランがヨルダン米軍基地に報復攻撃と軍事衝突が激化。ホルムズ海峡周辺の供給不安から原油価格が急騰し、インフレ懸念再燃で米国株は全面安。
米中央軍がイランの石油輸出拠点カーグ島周辺とオマーン湾で原油タンカー5隻を攻撃。イラン革命防衛隊がヨルダンの米軍基地に弾道ミサイル報復攻撃を実施(20発中18発を迎撃)。WTI原油は7日続伸で96.05ドルと約3カ月半ぶり高値。エネルギー供給懸念と地政学リスクの高まりで投資家心理が急速に悪化。
中東情勢 エネルギー原油高によるインフレ再燃懸念で米国株は3指数揃って3日続落。NYダウは405ドル安の52,380ドル、ナスダックは168ポイント安の26,253、S&P500は37ポイント安の7,636で取引終了。ハイテク株を中心に売りが優勢となり、リスク回避の動きが強まる。
米国株 インフレ米財務省の国債買戻しオペ規模が市場予想(一部では100~120億ドルとの見方)を下回る60億ドルとなり、米国債相場が大幅続落・長期金利は上昇に転じたものの、地政学リスクの高まりと日銀利上げ観測で円買いが優勢。一時153.09円まで下落後、153.80円でNY市場を終了。
為替 金融政策前営業日の米株続落を受け朝方売りが先行したものの、下げ幅は126円に留まる。非鉄金属・石油石炭・鉱業・電力ガスが業種別上昇率上位となり、個別選別色が強まる。中東緊張下でも国内景気への期待から防衛的な値動きとなった。
日本株 市況米財務省が長期国債買戻し拡大オペで最大60億ドル買戻しを発表。一部市場では100~120億ドルの大規模買戻しが憶測されていたため、規模が予想を下回ったことで米国債相場は大幅続落。10年債利回りが上昇に転じ、ドル買い要因となった。
債券 金融政策